再挑戦、ラメ糸で自作スマフォ手袋 for iPhone&iPad(保護フィルムつきでもオッケー)

毎年、スマホ対応手袋や、それ以外の対応方法を考えてきましたが、この冬やってみたことをまとめてみます。

前回書いた方法

  • 手持ちの手袋の上から貼るタイプ
  • 手持ちの手袋に染み込ませるタイプ


この2種類については拙記事
この冬のスマホ手袋、再び をご覧ください。

実は、塗るタイプの「でぶたっち」がかなり反応良く気に入っていたのですが、この寒波で秋冬用から真冬用の手袋に変えたところ「てぶたっち」が効きませんでした。ユニクロの手袋でウール混アクリルだと思うのですが、生地が二重になっていて温かいのです。恐らく生地の素材のせいではなく、二重になっているせいかと思われます。まったく反応しませんでした。

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そこで、この手袋を一度洗濯し、改めて前回の冬に試した方法に戻そうと思い、手元にあったラメ糸を今度は別の種類のもの(メーカーは同じ)に変えてみました。前回はゴールドの糸だったのですが、繊維自体が同じものかも判断つきませんが、シルバーの糸を使っています。

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購入先は以下の店舗さんです。

縫い付け方

1) 刺しゅう針か、毛糸用の針(穴が大き目の針)に1mぐらいに切ったラメ糸を2つ折りにして通します

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2) 針を真ん中に持って来ると4本取りになります。結び目は作らず、後で結べるように長めに出してから縫い始めます。表側から針を入れます。

3) 手袋を実際に手にはめて作業すると、位置も確認できますし、縫い付けやすいです。
(毛糸用の針ならば指を刺すことはありません。刺しゅう針だと危険。)

4) 最後は始めに糸を刺した近くから糸を出し、糸を長めに切ってから、3回結びます。

5) 始めと終わりの糸をまとめて(8本になる)針に通し、結び目のところから手袋の裏側に刺して、内側から軽く引っ張り、切ります。このとき長めに(5cmぐらい!)糸を残しておきます。

できあがりはこんな感じです。少し厚みを持たせて縫い付けると操作もしやすくなります。

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実際のところの反応は?

私は左手で操作しますので、こんな感じになります。iPhoneは液晶保護フィルムが貼ってあります。

まったく力を入れず、押しつけたりずにフリックやタップができることが分かりますでしょうか?

これから

ビデオでお分かりの通り、ピンチのできる位置に縫い付けるのを忘れておりました。人差し指にはもう少し広い範囲に縫い付け直してみます。この感度ならピンチも軽々かと思います。

両手指3本ずつ使えて左右考えずに使えるスマホ手袋が100均で105円で買えるようになりましたので、フリック程度でしたらここまでで十分だと思います。あとは、小さなキーボードをどうやって操作しやすくするか…それだけが課題です。

最後にラメ糸の注意点

今回のテストは押し付けなくても、また液晶保護フィルムの上からでも良く反応しましたが、フィルムを貼っていない方、液晶パネルの材質によっては傷がつく可能性もありますので、ご注意ください。少なくとも昨年使用していた100均のゴールドのラメ糸よりは、今回のシルバー糸の方が傷つきにくそうです。

1巻買うと送料も含めてかなりのコストになりますので、ご希望の方には、数Mでお分けしてもいいですよ。
一箇所50cmから1Mもあれば十分です。