SSD がぶっ壊れて復旧しなかったもの(備忘録)

今回の騒動のメモ続き

    • SSD を換装する直前に TimeMacheine で取った以降の SSD に残した変更、約1ヶ月弱分。

今回、復旧するときは LION をインストールしてから、TimeMacine(USB-HDD)から自分の情報のみ復旧というオプションを選んだ。実はまだクリーンインストールというのを経験していない。今回、復旧しなかった数々の設定についてメモっておく。

自分は Desktop に結構作りかけのものを置いておく癖があったので、それが飛んでしまったのは自業自得なのだけど、それ以外に飛んでしまったものは今分かっているだけで以下。

    • /usr/lib/cron/tabs/* (crontab -e の保存先)
    • /etc/aliases メールのエイリアスの設定
    • /etc/cups/* プリンタの設定(CUPSのWeb画面が出ない、CUPSのプリンタが選べない)

プリンタの設定は、サーバ側もいじっていたので今回のことが原因かどうは不明だけど、多分そう。

分かったことは、ユーザディレクトリ以下以外にコマンドラインで変更したものは、全部元に戻っていないみたい。今度から、自発的にバックアップするべきディレクトリをリストアップして、変更があったときだけバックアップするというのを考えてみたい。

そろそろ launchd を覚える時期が来たのかな? …と ToDo に追加。

プリンタの設定にについては、インストール前後の状況が分からないが、とりあえず以下の操作で復旧できた。

$ cupsctl
_debug_logging=0
_remote_admin=0
_remote_any=0
_remote_printers=1
_share_printers=0
_user_cancel_any=0
BrowseLocalProtocols=CUPS dnssd
DefaultAuthType=Basic
JobPrivateAccess=default
JobPrivateValues=default
SubscriptionPrivateAccess=default
SubscriptionPrivateValues=default
SystemGroup=admin
SystemGroupAuthKey=system.print.admin
WebInterface=No

▼ 以下のコマンド実行後

$ cupsctl BrowseProtocols="cups dnssd"
$ cupsctl WebInterface=yes

$ cupsctl
_debug_logging=0
_remote_admin=0
_remote_any=0
_remote_printers=1
_share_printers=0
_user_cancel_any=0
BrowseLocalProtocols=CUPS dnssd
BrowseProtocols=cups
DefaultAuthType=Basic
dnssd=true
JobPrivateAccess=default
JobPrivateValues=default
SubscriptionPrivateAccess=default
SubscriptionPrivateValues=default
SystemGroup=admin
SystemGroupAuthKey=system.print.admin
WebInterface=yes
BrowseProtocols=cups
dnssd=true
WebInterface=yes

この3つが変更されればOKで、以下の状況に復旧。

▼ プリンタのコントロールパネルで、デフォルトプリンタにCUPSのプリンタが自動的に表示される

▼ Web で CUPS の画面が表示できる

いまどき、まだレガシーなプリンタI/F を使っているお恥ずかしい環境ですが、トナーも残ってるし…。調子もまぁまぁです。カラー印刷が必要なときは7-11のお世話になっています。

2012/5/7追記:

ぶっとんでしまったと書いた

    • /usr/lib/cron/tabs/* (crontab -e の保存先)
    • /etc/aliases メールのエイリアスの設定
    • /etc/cups/* プリンタの設定(CUPSのWeb画面が出ない、CUPSのプリンタが選べない)

ですが、もしかするとこのフォルダを表示させて、TimeMachine に入れば復旧できたのかもしれないと、後で思いました。すでに TimeMachine をHDDごとフォーマットしてしまったので、検証できないのが残念ですが。

まさか、ユーザ情報をリストアするときにすべてのユーザを選んでおけばルートユーザの持ち物も復旧してくれたのか? その辺は今となってはもう一度試す機会までお預けです。

TimeMachine のバックアップ除外リスト(コンパネ設定以外の)をみっけた

そもそも追記のことをなぜ思ったかというと、検索してたら

/System/Library/CoreServices/backupd.bundle/Contents/Resources/StdExclusions.plist
という不可視ファイルに、TimeMachineからの除外リストが書かれてることが分かった。その中には、ぶっとんだと思い込んでいたディレクトリのリストはなかった。これは、家族のMacの同じファイルと内容がまったく同じだったので、恐らくデフォルトなんだろうと思う。