プライバシー保護のためにブラウザでやっとくこと


なんだか情報が分散してきたので、この辺でまとめることにした。ほぼ自分用の備忘録。人それぞれやり方があると思うし、セキュリティツールを使ったり、ブラウザの設定をガチガチにすればやらなくてよい設定もあると思う。

自分は、Safari on Mac楽天や Amazone をよく使う。基本は「あんまりがちがちにして、使い難くしない」「プラグイン(or アドオン, 機能拡張)は最低限しか使わない」という方針。

あと、気をつけないといけないのは、下記の設定のほとんどは「デフォルトで(情報を露出する方に)有効」となっていること。また、一度「無効」にしても、ブラウザを変更したり、クッキーを削除したりすると「デフォルト=有効」に戻ってしまうものが多いこと。便利なものもあるんだけれど、企業側もちょっと節操がないなぁと思う。

それと、技術的には「プライバシー侵害」ではないものも含まれるけれど、実装が今後どう変わるかなんて消費者には分からないし、購買行動をコントロールされるという意味では一種の「侵害」だと思うので、関連するものもごっちゃに書いてある。



▶ ブラウザでときどきチェックすべきこと

Plugin Check

  プラグイン一覧を見て、アップデートが必要なものはアップデートしておく。脆弱性対策。

Adobe - Flash Player : Settings Manager - Global Storage Settings Panel

  「ad4u」に使用されるらしい。今でもそうなのか要確認。

  設定方法は 続・ろばの穴  自分の身は守らなきゃ Flashの秘密クッキー を参照。

楽天BTの無効化 行動ターゲティングサービスの説明とその無効化について

  現在の設定のステータス(2カ所)が「無効」になっていることを確認。「有効」になっていたら下の「無効にする(オプトアウト)」ボタンを押す。特に下(楽天スーパーDBターゲティング広告/楽天ぴたっとアド(ユーザーマッチ))の方は、ブラウザを変更する都度、クッキーの設定を変えたりクッキーを初期化したあとに必ず確認。(FireFox では広告は配信されないが、情報は収集されるかも?)

  ※ Safari で機能拡張を「入」にしていると、何かとバッティングするのか上記「無効にする」ボタンが表示されない。

楽天の myRakuten > 閲覧履歴で「ページ閲覧履歴」は使わない設定にしておく。

・メインのブラウザでは、クッキーは「訪問したサイトからのみ受け入れる」に設定する。

 サブのブラウザでは、ブラウザのクッキーを「保存しない」か「ブラウザ終了時に破棄」にしておく。ついでに「履歴」も「保存しない」。

Google をよく使う場合は、以下のページでときどき保存されている情報をチェックしておく。

 ダッシュボード 特に「Google アカウント に許可されたアクセス」は要チェック。

▶ 以下、楽天BT広告に関する情報メモ。

・ブラウザの閲覧履歴を利用する「ad4u」の仕組み

  ad4U:ドリコムの次世代行動ターゲティング広告技術サービス

検索エンジンによる検索履歴を利用する「楽天ぴたっとアド」の仕組み

  楽天ぴたっとアド

・高木さんの記事

  高木浩光@自宅の日記 - DPI行動ターゲティング広告の実施に対するパブリックコメント提出意見

  高木浩光@自宅の日記 - 「ライフログ活用サービス」という欺瞞

  高木浩光@自宅の日記 - 楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート (もう2年前の話なんですね)

▶ その他メモ

・「楽天ツールバー」はポイントに釣られてインストールしない。

  それと引き換えに吸い上げられる情報が大きすぎる。変な考え方だけど、もらえるポイント以上に企業側が儲からなければ、意味ないサービスなのだって思うと…。

・「Google ツールバー」もインストールしない。

  慎重に設定すれば問題ないかもしれないけど、「あ、やっちゃった」じゃ遅いので。

・プライベート用と仕事用でブラウザを使い分ける。

  特に仕事関係の情報を扱っているときは慎重に。

Google で検索するときは、

   SSL対応を使う。

  Google アカウントからログアウトした状態で使う。

Google など複数のプロバイダでマルチアカウントを持っている場合、それらをヒモづける設定はしない。

  例えば Google の「マルチログイン」や Gmail の「アカウントとインポート」。

  複数アカウントを使用するその他の方法 :

  マルチアカウントを使い分ける方法がここに書いてあるが、同一IPからのアクセスであることは分かってしまうと思う。(要確認)

Google のウェブ履歴はなるべく使わない。

  Google 検索については 基本情報 : パーソナライズ検索結果 参照。

  検索履歴以外の情報については 削除 : ウェブ履歴の使用  も参照。

追記:

上でも引用しているが、いろんな項目に触れていて勉強になる記事

高木浩光@自宅の日記 - 「ライフログ活用サービス」という欺瞞

  やっぱり消費者側の「拒否」設定に「期限」があるのって変。

  米国は進んでる。ちゃんとBT広告につけるマーク表示が計画されているらしい。これなら好感もてるかな。