シグノRTとシグノ307

今年も、ゆるゆると備忘録的ブログを続けていきたいと思います。


最初の話題は、またもやアナログなボールペンの話題。

シグノRTのボディに勝るものはない

https://c2.staticflickr.com/1/548/31182653473_234b904995_n.jpg
上から「ジュース0.5 in ジュースアップ」「シグノRT0.5」「シグノ307 0.5 in シグノRT」

昨年、一番気に入ってメインで使っていたのは真ん中のシグノRT0.5mm だった。このボディは1年以上前に、近所の文房具屋で買ったもので、今は売っていない0.5mmのブルーブラック。そして、エナージェルの芯を入れるために、最近もう一本シグノRTを買った。写真では一番下にあるブラック。ボディはスケルトンな色味。

またいつか書くと思うが、RTブラックのボディには、しばらくエナージェルの0.5mmや0.4mm の芯を入れて使っていた。

昨年5月に出た「セルロースナノファイバー」インクのシグノ307

最近になって、新しいインクを採用したシグノ307という商品が出たことを知り、ボディの形などを調べてみた。



かっこ悪すぎ。ジェットストリームの形が好きな人向きかな。しかも定価200円と高い(シグノRTは100円、RT1は150円)。307のインクは「セルロースナノファイバー」を採用しており「描線がかすれない、なめらかな書き味、インク溜まりができにくい」という特長があるそうだ。なんでも伊勢志摩サミットで採用されたとか。

シグノ307 0.5 in シグノRT

インクの書き味を試してみたくて、307の芯だけ買って、RTのボディに入れてみた。上の写真のペン先を拡大したもの。たぶん互換性があるという予想で試したら、やっぱり大丈夫だった。

https://c2.staticflickr.com/1/640/31182653873_28b32ef865_n.jpg
上はジュースなので無視。真ん中が RT0.5 in RT、下が 307 0.5 in RT 。

これはシグノ307用芯とシグノRT用芯(の袋)。互換性があると書いてある。
https://c7.staticflickr.com/1/661/31844189262_fa7b7ee2a6_n.jpg

書き味に関して言えば、インクの違いはほとんど分からないレベル。長い線を素早く書くことは普段ないので、かすれに関しても分からず。RTのほうがインクの出はよい。対して307はくっきりと線が引き締まって見える気がする。なんというか、若干新鮮な感じがする。

実は驚いたのだが、RT in RT よりも、307 in RT のほうが、ペン先がさらによく見えて、繊細な文字が書けるのだ。

拡大してみると、シグノ307を入れたほうが、ペン先がより長く出ていて、ボディの先のカーブとぴったり同じ角度で伸びている。対して、RTのほうは芯が引っ込んだ形になっている。

https://c1.staticflickr.com/1/398/31926042710_625f7bf277_n.jpg
上:RT in RT  下:307 in RT

ところが芯の長さを比べてみたら、ほぼ同じ。ということは?と思って、307とRTの芯を入れ替えてみた。つまり、以前買ったRTボディに307芯を入れ、最近買ったRTボディにRT芯を入れて比べてみた。さらに、中のバネも取り替えて比べてみた。

結果からいうと、芯がより長く出るのは、芯の違いではなく、ボディの違いだということがわかった。おそらく、肩と呼ばれるペン先内部で引っかかる部分(バネが入る部分)の形状が、変わったのではないだろうか? まさか個体差ということはないと思う。

ということで、新しいRTのボディをあと1、2本持っておきたくなった。回転の遅いお店だと旧型が残っている可能性があるので、いつも買っているネットショップで仕入れる予定。

307 と RT 芯の試し書き。若干307のほうがくっきりしている。(両方とも下ろしたての芯)
https://c1.staticflickr.com/1/466/32202866001_67bfb5037e_n.jpg

今後は、RT替え芯の在庫がなくなったら307の替え芯をRTに入れて使っていく予定です。型番は、307がUMR-85E 、RTが UMR-85n

字がうまくなるペン プラマン

大晦日に、筆記具を整理していた。新しいボールペンが出るとすぐに試したくなってしまうので、ペン立ての中身は今年もどんどん増えて、ときどき使いにくいペンを選り分けて保管用の箱に移し替えないといけない。

主に使っているボールペン、サインペン

今年よく使ったペンはこの4本。

IMG_8433
普段主に使っている4本

上から

  • エナージェル 0.5 in シグノRT
  • シグノRT
  • ジュース 0.5 in ジュースアップ
  • ぺんてるプラマン

「エナージェル 0.5 in シグノRT」についてはまだ書いていない。「ジュース 0.5 in ジュースアップ」については感動の ジュース in ジュースアップ 或いは Juice.5 in Juice up に書いている。「ぺんてるプラマン」だけが水性ペンで、それ以外は顔料インクのボールペンだ。

おもちゃみたいなペン先のプラマン

プラマンは、たぶん高校生の頃から使っていたような気がする。適度な太さと、書きやすさで、主にハガキを書くときに重宝していた。これを使うと字がうまくなったような気がするぐらい書きやすい。

プラマンJM20|商品紹介|ぺんてる株式会社

IMG_8439
ミクロの細い樹脂が束になった白い部分を、硬めの樹脂で挟んでいる

万年筆と似ているけれど、360度どこでも書けて、それぞれで書きごごちや線の太さが変わる。ピンクのシールが貼ってあるのは、自分が一番書き易い位置を覚えておくため。

メーカのページに、ペン先の詳細な解説が載っている。
世界中のユーザーが使うオンリーワンのペン先。その秘密に迫る : 表現の道具箱

使い込むと、自分の癖に沿った風合いが出てきて、さらに書きよくなっていく。でも使い捨てなのが残念。カートリッジ式のトラディオ・プラマンがあるが、こちらもカートリッジはペン先ごと替えるようになっている。うまく癖がついた書き良さも捨てがたいけど、ペン先はへたり易いのかもしれない。

定価は200円。昔は100円ぐらいだったような記憶が。細い線は書けないけど、サインペンのような太さで文字を書きたいとき、本当にオススメです。字が上手に書ける…ような気がします。

スマート引用符(その他いろいろ)が勝手にオンになってる

昨夜やっと Sierra最新の10.12.2 にアップデートをした。そのせいか?たぶんそのせいだと思うんだけど、メモ.app で引用符を入力すると、勝手に逆向きの引用符になってしまう。

編集メニュー > 自動変換 を表示すると、ご丁寧に全部オンになっていた。紛らわしいのでいつもはオフにしているのに、変。

ちなみに、スマート引用符をオンにしたときの自動置換は、デフォルトが「逆向きのクォーテーション」で、ほかにも全部で8種類の自動置換の設定があるのね。使わないけど。

https://c6.staticflickr.com/1/356/31073162013_0e2924c58a_n.jpg
https://c6.staticflickr.com/1/777/31073162173_0f02663234_m.jpg

感動の ジュース in ジュースアップ 或いは Juice.5 in Juice up

ボールペンの話題です

タッチペンのことではありません。まったくのアナログな話題なのだけど、滅多にない感動だったので、その備忘録。

現在、筆記(主にペン習字と英語筆記体)に使っているボールペンは、主にこの2本。

https://c1.staticflickr.com/1/726/31675525896_865d44b6ea.jpg
シグノRTとジュースアップ

ここ数年で数十本は試したであろう中から、厳選に厳選を重ねてこれらに落ち着いた。


色々試しているうちに徐々にわかってきたのだが、個人的にボールペンに求めるポイントは

  • 滑りすぎず、引っかかりすぎず、適度な摩擦で速度をコントロールできること
  • 書くときにペン先が見えること
  • インクの発色がよくて見やすく美しいこと
  • グリップが細すぎず、滑り止め加工があること

シグノRT 命

この条件をほぼ満たしたのがシグノRT というノック式のジェルインクボールペン。太さは 0.5mm。ここ1年ぐらいはこれに落ち着いていたが、一方でジュースの発色と書き心地も気になっていた。ただ、ジュースのボディは先端が太く、書くときにペン先が見えづらいのが気に入らなかった。

ところが最近になって、ジュースの後継品でジュースアップというのがあるのを知り、試してみたところ、先端が金属でほっそりとしていて、書くときのペン先がとても見やすい。

ただしジュースアップは「極細で滑らか」というのが売りで、0.3と0.4mmという極細(メーカーは激細と言っている)のニードルチップ芯しかない。

https://c5.staticflickr.com/1/338/31566270572_1810990bdc.jpg
上:ジュースアップ、下:ジュース ジュースアップのボディは先端がスリム

自分は、0.5mmより細い、しかもニードルチップの芯は苦手だ。カリカリとして、線も細く、存在感が薄い文字になってしまう。小さな手帳にびっしり書き込みたい、または精緻なイラストなどを描きたいといった用途に向いているのだろう。

https://c8.staticflickr.com/1/406/30902947903_794abe5a1a.jpg
上から、ジュースアップのボディと芯、ジュースの芯とボディ

ボディと芯の着せ替えという文化

ボールペンの芯には、一応規格というのがあるらしく、同じ型どおしであれば、ボディと芯を着せ替えできる。そういう文化があることを3年ほど前に知った。

こういうまとめサイトまである。
リフィルの互換性 - ボールペンManiax

たとえば高級ボールペンのボディに、お気に入りの替え芯を入れて最強の筆記具にすることもできる。

着せ替えについては、いろんな方が記事を書かれている。
 こうなったら単色タイプでノック式のボールペンを自分仕様にしちゃう。 | ぴらめこな生活
 JIS規格「ゲル J/K/L互換リフィル」で、大人のボールペンを作る | noguchan's blog - Photo's LIFE

この方の記事では、ジュースアップの芯が入るボディをピックアップしている。
 買ってみた&替えてみた(パイロットジュースアップ) | 文帖

それで、ジュースアップのボディに、ジュースの芯を入れることにした

本来ならシグノRTのボディにジュースの芯を入れて使いたいところだったが、ジュースの替え芯は手持ちのボールペンとは互換性が全くなく、泣く泣くジュースのまま使っていた。しかし同じパイロット、しかも後継品だったら、芯も互換性があるのでは?と試しに入れ替えてみたらピッタリだった。こんなに嬉しいことは最近なかったかも。

おまけ=インクの発色について

https://c5.staticflickr.com/6/5532/31566269932_eb5e3e0ffd.jpg
シグノも、ジュースも発色がいい。

リフィルの型番は上から

  • UMR-85n
  • LP2RF-8EF-(B・R・L)
  • LP3RF12S4-(B・R・L・BB)


シグノRTはシグノRT1という後継品があるが、この2つは見た目が全く違うので分かりやすい。RT1 はスタイリッシュだけれどボディが細すぎて好きではない。やはり RT が一番書きやすい。替え芯は共通の「UMR-85n」。


リニューアル前のシグノRT と スタイリッシュなシグノRT 1

iPhoneのバックアップ&アーカイブ、購入した項目を転送

iPhone6 のバッテリが膨れた

いきなりパックリ液晶が浮き上がった。とっても大事にしてたのに ♫
来月で2年なので、HWのサポートはとっくに切れている。

それでもバッテリが膨れた場合は2年以内かも…っていうブログを見つけたので、ダメ元でアップルに電話した。

色々やりとりがあって今は Express サービスを待ってる状態…っていうのは、すべて解決してからまた書くかも。書かないかも。


ここからは、サポートのお姉さまに教えていただいたことの備忘録。

「購入した項目を転送」メニュー を実行しておかないとアプリが元の場所に復元されない

手元から離れるにあたって、バックアップの仕方を聞いていた。「最近、アプリが Mac 側に保存されないんですよね。で、復元してもアプリが元の場所に戻らないんですよね…」とぼやいたら、丁寧に教えてくれた。アプリが元の場所に戻らないのは、「購入した項目を転送」していないからだそうな。そしてその方法を教えてくれた。

以前はこんなことしなくても、リストアすればちゃんと元の位置に戻ってくれたのに。

iTunes購入項目を転送siTunes購入項目を転送s

アーカイブ …?

もう一つびっくりしたのは、バックアップがいくつも作れること。今まではバックアップが上書きされたり、新しくできたり、よくわからない動きをするもんだから「~/Library/Application Support/MobileSync」内にあるバックアップファイルを手作業で「バックアップ」していた。

ところが…「バックアップ」のリストの上でコンテキストメニューを出すと、「アーカイブ」やら「Finderで表示」なんていうのが表示される。この「アーカイブ」を選ぶと、次のバックアップは上書きされずに新しく作られる。今まで自分で複製して退避してたのは何だったんだろう。

iTunesバックアップsiTunesバックアップs

暗号化してバックアップしないと保存されないデータがある

これは知っていたんだけど、重要なのはパスワードを忘れてしまった場合にどう備えるか。その方法を教えてくれた。まず暗号化せずにバックアップをし、上記「アーカイブ」で新しくバックアップを作れるようにし、暗号化してバックアップをする。こうするとパスワードを忘れたときの保険として、暗号化しない状態のバックアップが作っておける。

ここまでの説明、親切で丁寧で親身なんだけど、あまりに早くて、老化した頭ではついていけず、ゆっくり説明しなおしてもらった。若いっていいよね。



…iPhone3G からだから8年ほどの付き合いだったにも関わらず、iPhoneに関しては知った気でいたのが恥ずかしいほど、知らないことばかり。

変換窓に「全角」表示されて分かりやすくなった

iPhone で、たとえば「:」コロンを入力したいとき、半角なのか全角なのか、変換窓に表示される文字が分かりにくかった。

それが、先週気づいたのだけど、以下のように変換窓にうっすらと「全角」と表示されるようになっていた。iOS10 からなのかな。
https://c1.staticflickr.com/6/5594/31169429832_bc80a1e882_m.jpg

拡大したとこ。
https://c7.staticflickr.com/6/5326/31277386366_b38bc097cb_m.jpg